鍋奉行、ありがとう。

悪い事は重なるものだ。

本当に痛感し反省した一週間。

あまりのショックでパソコンの前に座れなかった。

始まりは一週間前。

①大切にしていた手作りのメキシコ産ガラスコップが割れた。
旅中ガラスの魅力に捕われ、工場でよりすぐりの中から1つを選んだ大切なコップだった。
大切すぎて捨てれなかった。

②車のバッテリーがあがった。しかも真夜中に。
バッテリーの処理などした事がなく、一緒にいた友達に真夜中のド寒い中大変な迷惑をかけた。

そんな中、突然の訪問をいただいたメキシコ人のライと東京へ。
何か自分の中で変な気分を持っていた。
落ち着かないというか。

③メキシコにいた時も、離れている時もずっと関係がなくなる事のなかった大切な友達。そんな友達が初めて日本に訪ねて来てくれる。
張り切らないわけがない。

そして、やってしまった。

かかってきた電話に気を取られ、財布をタクシーに忘れて来てしまった。

しかも、しかも、ちょうどライのクレジットカードを預かった直後。

発見したのはそれから30分後。
何が起こったのがわからなかった。
財布なんて旅行でもどこでもなくしたことなんてなかったのに。

東京のど真ん中で本気で心臓が止まるかと思った。
そして嘘だと思いたかった。

でも、何より早くライのクレジットを止めないと!
交番へ行って、震える手で登録用紙書いて。

そして見れば携帯の電池1つ。
迷惑承知で携帯ショップへ駆け込み、電源スイッチつけたまま国際電話。

地球の裏側はまだ動き出していない時間。
出ない電話にいら立ちと不安が募る。

閉店後のお店を後に、かけつづける電話。
ようやく繋がった頃にははじまりから3時間が経っていた。

その後に会う予定をしていた友達にも本当に迷惑をかけ、東京で無一文になり、どうしようもない情けなさを感じた。


この一週間、行動を押さえ、自分なりに反省をしていた。

少しの注意で防げた事ばかりなのに。
自分に甘えがあった。

無理に予定をつめ、保証なく動くため、結果人を巻き込み、取り返しのつかない迷惑をかけてしまう。

なんとかなるだろうという浮ついた心に浮ついた考え、そして浮ついて進む自分の足には結果、悪い事しかついてこなかった。

本当に反省。



そんな中、家の鍋奉行が石狩鍋を作ってくれた。
あまりに落ち込む私を見て、温かい鍋で慰めてくれた。

はぁ、いつまでたっても子どもだ。

でもこの男前な料理は、誰かが家の中にいる幸せと温かさ、そして無償に与えてくれる愛情を感じさせてくれた。

きっとこれは亡くなったお祖父ちゃんとお祖母さんが与えてくれた私の悪い所を直すきっかけだから、気をつけないといけないんだ、と思えるようになった今日です。


コメント

  1. 足下を見ぬ者は掬われる。そして救われぬ。
    ですね(;`・ω・)ノ

    長~ぃ一週間、お疲れ様でした☆

    どれもこれもが最悪の結果には至らず、最後には救われているように感じます。
    きっと御先祖様が護ってくださったんですねヽ( ´ー`)ノ
    これからも精進しながら突っ走ってください!
    波瀾万丈な日記を期待してます(´゚艸゚)∴

    そしてこの石狩鍋、おいしそう・・・。

    返信削除
  2. おつかれさまでした。
    また、ゆっくり話そうね!

    石狩鍋、美味しそう。

    返信削除
  3. マッキー>
    コメントありがとう。
    そうよ、掬われてこけちゃうよ。
    気をつけます。
    突っ走る前にちゃんと計画しないとね。

    返信削除
  4. Sayaka>
    ありがとう。
    今回、本当にお世話になったよ。
    心からありがとう。
    今度、ゆっくり話そうね。

    返信削除

コメントを投稿

人気の投稿