夫婦の楽しみ
日曜日。
母親は朝から今日の予定を伝えてくる。
「今日はね、お父さんと八時から○○で(ほぼ興味のないことは覚えていない寺ムスメ)、九時からはイサン(韓国ドラマ?)、で、十時からもう1つNHKで見たいのがやるから録画の仕方教えて!」
「...はい。」
日曜は仲良くテレビの前に座っている夫婦。
普段、全く趣味の違う2人。
山登りが好きな父親は母親を誘ってもいかないのをご存知のようで、私を誘ってくる。
いわゆるとばっちり?を受けるのです。
しかし、どうやらこの日曜日はとても仲良く1つのテレビを共有するのです。
今日も帰ったらしっかりと座っていました。
そして、しっかりとビデオも録画していました。
夕飯を済まして私も今日は参戦。
ドラマは興味ないのでとったビデオとやらを一緒に鑑賞。
”NHK無縁社会”
テーマはかなり重かった...
昨年度無縁死を遂げた人、その数3万2000人。
社会とも家族ともつながりをなくし、孤独に死を迎えてしまった人々。
仕事一番に頑張って来たのに、50代半ばの熟年離婚に退職後は一人暮らし。
故郷を離れて家族とのつながりをなくしてしまったどこの誰かもわからない人。
両親の看病に若い頃つきっきりで男勝りで我慢強い性格は生涯未婚となってしまった女性。
孤独死を遂げ、地域の自治体に共同墓地へと埋葬される。
どこの誰かもわからない人は大学の研究室に研究用としてナンバーをつけられて安置される。
思わず父親が、
「物やな。」
でも、それが現状の社会なのかと思うと悲しかった。
結局現代社会の人と人の人間としての”つながり”、
コミュニケーション不足がこういう現状を生んでしまった1つなんだろうなと感じた。
日曜日。
7日ある中の1日でも夫婦が同じテレビを楽しんでいるって良いことだな。
そんな一緒にテレビを見るという団らんが1つのつながりの場でもあるんだとテレビを見て思った。
ひさしぶり!SAYUKIです(^^
返信削除コレ、読んでるだけでもツラクなる内容。。。
ウウ胸が痛い(T T
ところでお寺の日々って見た事ないから面白いね!
sayukiさん>
返信削除嬉しい!さゆきさんのブログ実はめちゃ見てるんです。
かなりファンですよ♫
東京行ったら遊んでください〜♫
(ずうずうしい笑)