北の住まい設計社@東川町
何かをクリエイトしていく時、
何より重要視していきたいのは
やはりその土地です。
風土、気候、景色、水...
「あらゆる自然界からの恵みに導かれ
その中から生まれるものたちを
表現してゆく。
たとえ時代がどんなスピードで変化し、
辺りが変わっても、
美しい形や、より永続性のある作りや、
天然素材の生かし方を追求し、
それらを少しずつ改良してゆくのが
職人の手。」
これが
北海道の緑豊かな土地で家具作りを営んでいる
北の住まい設計社 渡辺恭延代表の言葉。
無垢材にこだわり、できるだけ国産の木、
国外の場合は丸太買いで自分たちで家具にするまでの
木材の質を調整する。
材料から目の届く、見える家具作り。
根っこかの部分から高いクオリティと安心できる家具づくり。
敷地内は広々としていて緑いっぱい。
素敵な建物は工場。
大きな窓にすっきりとした室内。
職人さんたちもみんな挨拶をしてくれ
なんて風通りの良い職場なんでしょう!
廃校になった小学校を
創造の場として1985年から歩み始めたこのモノ作り集団。
自らの手で少しずつ手を加えていった校舎に体育館。
歩くと音を立てる床、
廊下に飾られた卒業記念や黒板も当時のまま残され
新しく息を吹きかけられてそこに居る。
「長い年月を生きた木の素材を生かし、
永く使い込む程に味わいの深まる家具を作りたい。」
その想いがそのままこの校舎には現れている。
緑の庭を通って隣接するカフェと雑貨のお店へ。
夏至の日にはこうやってみんなで夏を迎えるお祝いを庭でするそう!
素敵!
思わずきゅん♡としたカタログ。
こんな職場っていいな
心からそう思わせてくれる場所でした。
わたしも仲間入りさせてもらいたいと思ってしまうほど
働いている人たちの仕事への喜びと誇りを感じました。
クリエイトしていく時、
土地の次に必要なのは
”仲間”
その場所で同じ自然を感じ
同じご飯を食べて
同じ時間を共有してゆく。
そして大切なのはまとめていく指揮者でしょう。
指揮者の信念を魂で感じ
お互いが共鳴し合って
作品が生まれていく。
それも
それはそれは
とても愛情のかけられた作品に。
素晴らしいお仕事
生き方のお手本を見せて頂いた訪問でした。
お休みだったのに
無理な訪問に
快く受け入れて頂き
ありがとうございました。
(どうしても見たかった...の)
でも正解!
北の住まい設計社
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