人間国宝 染織家 宗廣力三
郡上紬は岐阜県郡上市八幡町で織られている紬。
国産の春繭のみを使い織り上げられ
天然の植物で染めた渋みと深みのある色合いが特徴。
もともとは農家の普段着として織られていたものを
宗廣力三により芸術までに高められ再興された。
まさに民芸。
この曲線にグラデーションがかった技法は
今なお解明されていない。
まさに匠の技と心が込もっている。
語りかけてくる模様は
生きているかのよう。
それだけで
エネルギーが伝わってくる。
その他にも河合寛次郎に捧げた器など
素晴らしい作品の数々。
郡上大和のフィールドミュージアムで展示が行われています。
郡上紬は後継者がいなくて
滅びつつある。
初音に工房があるそうなので
今度行ってみようと思います。
民芸の時代に生きた人たち。
本で見ていても
実際にみていても
その人のエネルギーがバシバシくるかのようです。
カッコいい。
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