開山忌

本日秋晴れ。
秋の法要日和。

このお山を開いてくれまた
開祖さまの法要でした。

朝から気持ちよい風が境内を舞っておりました。


関係ないけど
今月と来月の看板です。


関係ないけど、
本堂前では畑で採れたおかぼちゃ様を並べてみました。

なんとこちらのおかぼちゃ様方、
ご祈祷も受けちゃって、
よかったらお持ち帰りくださいね。

無農薬の古来かぼちゃです。


家庭の職人たちの手はテキパキ無駄なし。

だつにゆりねは今年も巨大。
3年かけてようやく握りこぶしの大きさになるゆりね。
だつ(里芋の茎)の酢の物も絶品。
なかなかできないんです、
この食感に懐かしい味。


お坊さんがいらしたらお抹茶とお煎茶でおもてなし。

幼い頃、祖父の部屋へ遊びにいくと
決まってお抹茶を点ててくれました。
小さな木箱にお道具が全て入って、持ち運べるお抹茶セット。

今ではわたしの手元に。

誰かがくると決まってお抹茶でおもてなしをしていた祖父。

思い出の記憶が蘇る。


静かに今年も終わりました。


栗ごはん
だつのお味噌汁
雪花菜
きんぴらごぼう
抜き菜のしょうがあえ
里芋の煮っころがし
赤だつの酢の物
百合根の味噌あえ
丸揚げ
栗の渋皮煮

どれも手が込んでいて本当に優しく美味しい

畑で育てお料理までしてくれる
うちのお台所総監督も80代半ば。
こんなお料理をいつまでお出しできるか...

ぽつりと漏れる言葉に
繰り返される文化の中で
ゆっくりと変貌をしつつも、
変わらないもの
必死に守っていくものは
どこだろうと

郷土文化を想う。


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