大西監督 家族の軌跡 〜3.11の記憶から〜

池田町のカメラマン、
大西さんに東北の炊き出し支援に連れて行ってもらったのは
今から3年前。

そのとき、映像として記録を残してくださいと
東松島の方々にいわれていた大西さん。

あれから3年、
大西監督の家族の軌跡 〜3.11の記録から〜
仕上がるという報告を受け、上映会に行ってきました。

http://teramusume.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html (一日目)
http://teramusume.blogspot.jp/2013/05/blog-post_14.html(二日目)
http://teramusume.blogspot.jp/2013/05/blog-post_3968.html(二日目)

帰って来てから
3年前のレポートを読み返していました。

監督と炊き出し支援に行ってから、
わたしは二度目の訪問をする勇気をもてませんでした。

大西監督の使命感、思い、取り続けた姿に
心から敬意を表す気持ちでいっぱいです。

その後に、ガザ出身の方とお話をする機会がありました。
文化人類学の先生で世界中の大学で教壇に立たれている方。

こういった高学歴をもたれているから
外にいられるというラッキーなようで
国にはもう戻ることができない人がいる。

戦争、天災、自分の意志とは裏腹に迫る現実に
どこにも思いをぶつけられなく、
居場所を見つけることができない
人たちが沢山いる。

優しい顔の後ろに
背負いきれない
やりきれない気持ちを沢山抱えている。

そういった人たちがいるということを
忘れてはいけないんだ。

そんな人たちを思えば
自分の悩みなんて
できなくって落ち込むことなんて
ちっぽけなもので
恥ずかしいと思わないと。

自分を過信してはいけない。

誠実に自分の塩梅で
前向きに生きる生き方を
何が起こっても真の心で
立ち向かえる精神力に気力を
養っていきたい。

弱い自分もコンプレックスも喜んで招き入れてあげたい。

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