シンクロニシティー
タイミングを合わせたかのように
同時に起こったとき
それはときに奇跡とも呼べるし
すでに用意されていたとも感じとれる
人との出会い
その時の瞬間の決断が
まるで台本のない物語を生きるように
新しい出来事を展開させてくれる。
実に不思議なことのようで
でも人生とは
人との出会いとは
きっとそのときのベストタイミングで
目の前に訪れるのだと感じている
わたしはただその導きに
喜びとともにその気流に飛び乗る。
そんな出会いで辿り着いた土地
京都南山城村
小さな駅に迎えに来てくれた女性は
その前の日に知り合った。
行きたかったお店で見つけた花器
私物を譲ってもらったら
その作家さんの奥さんに出会えた
まるで約束をしていたかのように
導かれるまま
翌日彼女の家にいた。
裏山は茶畑で
朝陽の中でお散歩をした
お料理を盛ると
さらに映えるお皿たち
優しくて笑顔でどこか無邪気で子どもらしくて
こんな柔らかなおかあさんになりたいなーって
土間が夏場はひんやりしていて
お風呂は薪を割ってお湯を沸かして
外は茶畑の景色。
素敵な台所だった
旅は日常を切り離すような姿を見せてくれる
でも、現実を生きていないわけではない
日常に戻っても毎日を生きているこの瞬間
それでももうひとつの時間が確実に在るということ
それを再確認できて
ただただ
嬉しかった
わたしも過ごす同じ時間は
どんな人にも同じように与えられている時間。
わたしはわたしのペースで
あなたはあなたのペースで
その場で大切にしていることを抱えて立っていく
見つめるビジョンを明確にしていこうと思えた
まだ見えないけどね
少しずつ少しずつ
今日もこの世界を生きよう
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