夜坐(ヤザ)+チベット仏教のドキュメンタリードラマ上映会レポ

昨夜の夜坐(ヤザ)とても良い雰囲気の中行われました。

参加者も多くて寺ムスメも住職もびっくり。
嬉しい限りです。

特に、若者が多くて若者が関心を抱いて参加してくれてるって、とても嬉しい気持ちになります。

住職も、実は気合い入っていたんですよ。

夜坐とは、単に夜座るから夜坐というわけではありません。

きちんとした雲水の修行の一種です。
通常の坐禅は長いお線香が燃え尽きる45分、座ります。

が、

夜坐は45分を2回です。

でも、さすがにそこまでは座りません。
それに夜坐は雲水が自分の時間を持った時に自分を見つめる為に行う修行。
林陽寺の夜坐は、そこをポイントにしていると思っています。


薄暗い中で心身を落ち着かせ、ただ座ります。
少しだけ仏教の座り方に乗っ取って。


それでも、足がしびれてくると頭の中は、

まだか。
まだかーー。
まだかーーー。

。。。足がもげそうだ。

といっぱいいっぱいになります。(注:寺ムスメはですよ。)

そうすると、和尚さんに警策(きょうさく)を入れられるんです。

「考えを捨てよ。考えを追うな。」

そう伝えられます。

そう努めようとするのに、妄想は止まらず、

頭の蓋をパカッと開けて妄想の袋を空っぽにしようとする図が出てくるんです。

いやいや、おちょくってる場合じゃないのに。


参ったもんです。

来年は集中力を高める努力をしたいです。

でも、たくさんの人と座るって気持ちいい。

やはり、一人よりも大勢で。ですね。
その後の上映会。

実は寺ムスメ、これ初めて観たときは恥ずかしながら難しすぎて寝てしまいました。苦笑

でも今回2回目観てみたら、意外とチベット仏教の奥深さが見えて、あ〜なるほど!この考えは日本の仏教と似ているんじゃないのか?と思えることが多かったです。

宗教学者が脚本し、世界の歴史を垣間見ながらチベット仏教が与えてきたもの、生きること、死ぬこと、輪廻転生、人間の思想、人生についての知恵を深める。

内容的には盛りだくさんで、つまみつまみ、何かを自分の中で感じていただけたら。

と住職が申し上げていました。

次回の夜坐は年明けの1月22日(土)です。

コメント

  1. 「考えを捨てよ。考えを追うな。」

    禅の基本精神のひとつですね。僕も今日は登山しながら同じことを考え(悩み)ました。なんでこんなに良くない思いばかり頭を巡るんだろう、と・・・。
    また、ある人の本で「自分を探すには行動が自由であることよりも心が自由であることの方が大切である」と読んだことがあり、その通りだとつくづく思います。 僕は登山、寺社巡りなどパワースポットを探す一方で、自分の心がそれだけ不自由だと思うのです。

    ゆきゑさん以上に、僕も「参ったもん」なのです・・・。

    チベット仏教は日本の仏教とは違う流れの一派でしたね。ドキュメンタリードラマはどんな内容だったのか気になります!

    今回は長文になりました。これで失礼します。

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  2. ゴローさん>
    山登り、いいねー!
    「自分を探すには行動が自由であることよりも心が自由であることの方が大切である」
    その通りだね。
    なんでも学び。いろいろ学んで感じよう。

    「引き寄せ法則」
    自分らしいゴローちゃんでいてね。

    返信削除

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