Tanto tiempo!

すきま文化はどこぞへ?

沈黙の何週間?
寺ムスメ、第二の故郷、メキシコへ飛んでおりました。

4年ぶりのメキシコに、気持ちが高ぶりすぎてなんともいえぬ興奮ぶり。
そしてアエロメヒコでのフライトは、行きに成田から11時間40分でメキシコシティーに到着という初直行便に、メキシコも近くなったもんだと感動した。
10年前には考えられなかったなー。

LAで乗り継ぎ便を逃して辞書引っ張りだしてどうしたら良いのか聞いたり。
ダラスでホテル代をケチって空港で一晩明かしたり。
メキシコシティーの空港では周りが恐くて一緒にいた子と手をつないでいたり。

今ではなんだか東京へひょいっと行くような気分で。
(というか、東京の方が勝手がわからないかも。)

自分にも度胸がついたもんだな。

でも、そんな思い出はいつまでたっても大切な宝物。
そういう事があったから、今の自分がいるんですもんね。

今回最初に降り立ったのがメキシコシティー。
メキシコの首都。
巨大都市といっても良い中南米を代表する都市。

かつてこの地はアステカ帝国の首都テノチティトランでもあり、巨大テスココ湖の湖上に築かれた水上都市でもある。

という事で、建設がしっかりしていない古い建物は地盤の悪さから少し傾いていたり、
アステカ時代からシティーの中心であり続けるソカロ(中央広場)を掘り起こせばお宝や歴史的重要物(マヤ文明期などの)がわんさか出てくるはずだと言われている。

はたして、真相はいかに?
モダニズム化の建設が進むメキシコシティーで歴史ある建造物はとても美しい。
市の中心部にあるポランコ地区。
厳選されたホテルリゾートや高級ブティック街の地域。
安全で、都市とは思えない静かな風が吹いています。

そんな地域にある歴史建造物は天井がとても高く、大きな窓には細かい細工が施されていて中央高原に位置する歴史地区、サカテカスやグアナファトとはまた違った厳格漂うアンティークな家に出会えます。

そしてこちらも同じポランコ地区にあるHotel W。
ホテル日航やインターコンチネンタルホテルなどが並ぶホテルリゾート街の新しくお目見えしたらしいホテル。
モダニズム的なインテリアは世界共通だなと感じるが、
なぜか一歩違う感覚を得るのはこういった、カゴの椅子とか、装飾の大きさとか、色彩の感覚が、メキシコモダニズムって感じがする。
悪くいえば勝手が悪かったり、居心地に欠ける部分があるけれど、
この国だから許せるし、かっこ良いなと思わせてくれるのである。


つづく

6月の引き続いてメキシコすきま文化特集

今日のスペイン語
Tanto tiempo (タントティエンポ)... 久しぶり!

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