Veracruz-Puebla


朝の海岸にバイバイし、
地平線を見ながら、
向かった先は。

Puebla、プエブラ。
ベラクルスから車で約4時間。
世界文化遺産にも登録されているプエブラ歴史地区へ。

スペイン人の入植を受けた町はヨーロッパ文化とメキシコ文化が混ざった建物様式で町は一段と美しい。そして、キリスト布教を強く受けた町でもあり、教会の数はなんと365個。日にちの数だけある。

私の目的はただ1つ。
タラベラ焼。

青のタイルと言えばスペインやポルトガルを思う。
でも、メキシコのタラベラ焼だってとてもステキなんです。

スペインの侵略を受けたメキシコはいたる所にヨーロッパ文化を見る事ができる。
陶芸も同じで、このタラベラ焼はスペインから伝わった物。

でも、そのスペインもイスラムに侵略されているので、このタラベラ焼はいわばイスラム文化がスペイン文化に伝え、そしてメキシコ文化へ流れた物。

陶器1つをとっても深い歴史が伝わってくる。

そんなタラベラ焼。
スペインの焼き物とはまたちょっと違って、ぷっくらとした風合いにゴツゴツした感触、手作業ならではの筆のタッチが寺ムスメはたまらなく可愛く思えるのです。



そして私が今回恋したのはこの白色!
こんな色は初めて見た。

上品でぷっくらしていて一目惚れ!
でもこんなに要らない!

バラで売ってないの?!と聞いたら、速攻セットです、と澄まし顔な店員。
こんなにも要らないんだけど〜とちょっと甘えてみるも店員無視。

あまり感じのよろしい定員ではなかったが、あまりの可愛さにお店の端っこにあったバラを(あるやん!店員!)発見し、興奮したが、形がチグハグで、かたっぽはコーヒー用でかたっぽは紅茶用だとわけのかわかぬ事を言われたが、(だってお皿の大きさは同じよ!)そんなのもありだと納得し、ちょっと割高だったが交渉の余地もなく我慢し、購入。

でも、大満足。

恋心にはかなわぬ。

まだつづく

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