2016年11月30日水曜日

San Clemente : Ecuador 日時計のある暮らし


ラウリータはトルティージャのパンをこしらえてくれた
外には大きな石のオーブンに釜戸




お嫁さんは台所で朝食を準備してくれていた

ベリーのジュース
絞り立てのミルク
手作りのヨーグルトにチーズ
スイカ パパイヤ たくさんのフルーツ
トルティージャに手作りジャムを合わせて
温かいココアをいただく





まだうす薄暗い朝靄の中で
男は動物の世話からはじまり
畑を耕し
女は家の中をほうきで掃き
台所に立つ

その言葉のほとんどない
姿や在り方だけで
物語る人々の暮らし




お父さんが自慢の畑を見せてくれた

肥料は裏のインバブラ火山から落ち葉を集めて堆肥にしたもの

彼らは日時計と共に農業をしている

大きな石で造られたストーンサークルの上に
石が積み上げれているのが日時計

種を蒔く 芽が出る 成長する 収穫する

この四つのサークルをひとつの人間の命の営みに当て

生まれ 可愛がり 手放し自由にさせ 晩年を迎える

こんな風に
夏至から始まる太陽の示すその影と共に
空から示される声を聞きながら
大地を耕していた

収穫された物は一年を通して食べていく

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