おばあちゃん
京都滞在中、突然の訃報でした。
「おば〜あちゃん♫」
そうやって呼ぶことが大好きだった。
突然の他界。
幼い頃は本当に厳しく、生意気でやんちゃだった私はよく叱られた。
小1の頃、いつもと違う通学路で下校し友達の家で遊んでいたら、祖母と祖父がすごい剣幕で私を捜していた。
祖母に怒られ私はお寺の本堂の柱に括りつけられた。
昨夜はそんな話をおばあちゃんに付き添いながら叔父と話していた。
叔父もずいぶん柱に括られていたみたい。
母が仕事に出ていたから子供を預かっている以上、すごく責任感が強かったんだねって。
亡くなる二日前。
病院にいた祖母はもうほとんど話せれなかった。
でも突然父親を呼べっていってボソボソ何か言ったんだって。
母親がなに〜なんか気になるの?って。
そしたらお寺が気になるって。
母親が大丈夫やよ。もうゆきゑがやってくれるよ。
そしたら、そうか、やってくれるか。
しっかりとした声だったって。
そしたらスヤスヤ寝たんやと。
心配してたんやね。
今日はおばあちゃんにお手紙を書いて最後のお見送りができました。
一枝 享年92歳
24の時に寺へ嫁ぎ4人の子供を育てた。
「夜は夕飯が家族全員で食べられうれしかった。」日記の一部から
家族をこよなく大事にする人でした。
ありがとう、一緒に過ごした時間は幸せだったよ。
おばあちゃんの声が今も耳に残っている。
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