自然の中で過ごす
周りに子ども達が増えて
この夏に親子で山の中で過ごすよ
フランスへ来ない?
去年あたりからこの夏の誘いをいただいていて
思い切ってチケットを買った。
初めてのヨーロッパ
辿り着いた先は
緑溢れる景色。
爽やかな空気
木々から溢れる光
緑の上でさぁ遊ぼうよって
何もないようで
全てがそこにある場所で
三日間過ごしてきました。
子どもと踊るママン
こんな風に親世代から子どもまで友人たちと
一緒に過ごせるって素敵だなって思う。
ゲストだからとかじゃなくて
手が空いていれば手伝い
子ども達と遊んだり
木漏れ日の下でお昼寝したり
身振り手振りで会話を愉しんだり
誰も無理していなくて
共に分かち合う精神の風通しの気持ちいいこと
ここで出会った小さな息子を持つお母さん。
彼女はトランスジェンダー。
(身体と性と心の性が一致しないが外科的手術を望まない)
彼女はヨーロッパが歴史的に世界の中で強いように見えたことに
違和感を持ち全く異なる地、ペルーで一年過ごした。
そこで出会ったペルーの人々や
先住民と過ごした時間が
今の自分を作ってくれていると。
あるフランスの町で
町長が移民を受け入れた話をしてくれた。
どんなに世界で戦争が起ころうと
流れてくる人たちは
職につき家族と共に
ただ平和に過ごしたいだけなのよって。
フランスは5週間休暇があるけれど
旅をすることは
人を育ててくれるの。
5週間も何していいかわからないっていうフランス人もいるのよ
でも私は私の息子もそうやって旅をして
世界を自分を知ってほしいと願っているわ。
優しい笑顔に逞しい彼女
自由とは一見愉しそうで羨ましく感じるけれど
本当に手に入れようと思うなら
果てしなく難しく険しい道だと思う。
でも彼女は軽やかにいつも微笑んで息子と遊んでいた。
景子ちゃん、レノ。
日本とフランスを繋ぐ彼らに
初めてのヨーロッパの大地を
ヨーロッパの人々を見させてもらいました。
どこにいても通い合う人たちは同じで
こうやって世界は繫がっていく。
特別な夏の思い出をありがとう
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