いもこで学級

ゴロゴロゴロゴロ

「ゆきちゃん、ちょっとこれ見て〜。」
朝のお掃除中、母親に呼ばれて行ってみると...

お芋さんがいっぱい。


母親「これいもこでっていうの。」
私「へぇ〜。」

母親「たくさんのお芋の皮を手で剥くのは大変だから、昔の人はこんな風にいも同士を擦らせて皮をむきやすいようにしたんやよ」

  「昔ね、私が教師の採用試験の集団面接を受けた時に、隣の人が僕はいもこで学級みたいなクラスを作りたいんですってかっこいい事言ってたの。互いにかき回し合いながらもお互いを磨きあげるってね。」

私「なるほどね。良い先生だね。」

こねられたお芋はこんなにも皮が剥けている。
これから干して皮をむくんだって。

3枚の板を合わせただけのいもこで道具。
なのに、その役割はとても大きい。

昔の知恵だね。

これ、私もそのうちやるのかな...

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