花火
夏の花火のはじまりは、江
戸時代の大飢饉による鎮魂の意 を込めた霊を慰めるためのものと少し前の新聞で知った。
たかーく、空たかーく上げられる花火を見ていたら、
たかーく、空たかーく上げられる花火を見ていたら、
姿が 見えなくなってしまった故人へ、
どうかどうかとどけーと どけー向こうからも見てくれよーと聴こえてくるよう。
日本の古くから伝わる霊が戻って来ると考えるお盆、
日本の古くから伝わる霊が戻って来ると考えるお盆、
今年 は住職のお手伝いに回っています。
猛暑の中一軒一軒お経を読みに廻る。
猛暑の中一軒一軒お経を読みに廻る。
家々ごとのご先祖様 をお迎えにいく。
それでも、連絡をしていても居留守があ ったりもする。
それがわるいとかでもなく、そのようにな ってしまう背景はなにか。
住職とたまーに喧嘩をしながらも、
住職とたまーに喧嘩をしながらも、
待つ間に聴こえてくる お経の音と蝉の声青々と揺れる山の緑に青い空。
照りつける太陽もほんのり秋だよ。
照りつける太陽もほんのり秋だよ。
おじいちゃん、おばあ ちゃん、おかえりなさい。
この風習は続けていきたい。
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